初版が1962年の中川季枝子さんの代表作です。
わたしの子ども時代一番印象に残っている本です。
読んでいて、ほんとに楽しい。
ちゅーりっぷ保育園が舞台の主人公しげるの7つのお話は、どれも不思議な世界が織り込まれています。
それぞれのお話に登場する 保育園のともだちや
せんせいたち、おおかみやかみなりの子ども
みんながとても魅力的に描かれています。
そして、なんといっても笑えます。
長男がまだ幼稚園児のとき何十回も読み聞かせましたが
その時どれだけ笑わせる事ができるか、
わたしの楽しみでもありました。
ほのぼのしていて、時折ふきだすほど可笑しい場面があって、よく考えるととても不思議な世界で。
今考えると‘子どもにしか見えない’というトトロの世界のようです。
また今夜、久しぶりに読み聞かせたくなりました!