かわいらしいイラスト、ハッピーエンドな物語、
子どもが読んでも、大人が読んでも楽しめる作品です。
しかし、この作品には、楽しいだけでなく、
とても強いメッセージが込められていると思いました。
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大人は子どもの<やる気><勇気>そして<考える力>を
のばす機会を、つい手を出しすぎて止めてしまうことが
多々あります。
本当に危ないことは止めさせなければいけませんが、
そうでない場合は、子ども自身が経験して、
学んでいくのです。
そして子どもたちは、いつか親が驚くような
成長をしているのです。
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実は最近、児童センターの先生から
「お子さんに手を出しすぎないで。
子どもは経験を通していろいろなことを学び、
ちゃんと危なくないよう考えて行動するからね。
子どもは賢いよ!」とアドバイスをもらったんです。
おそらくレオ・レオニさんも
児童センターの先生と同じことを、
この作品の中で言われているだと思います。