『CORNELIUS』が原題。
たってあるいた わにの はなし、が副題です。
生まれた時から立って歩いていた、わにのコーネリアス。
当然、仲間とは視野が違うのですが、
それをみんなに訴えても「へえ それで?」で終わり。
そこで、コーネリアスは旅立ち、さるに出会うのですね。
またまた新しい技を取得し、再び仲間に自慢しますが、反応は同じ。
でも・・・。
自分の感覚を大切に生きるコーネリアスの姿が、清々しいです。
当然、援助者を引き寄せますね。
ラストの微笑みは意味深ですが、自信にもなったでしょうね。
意外に奥の深いおはなし。
小学校高学年以上の方が、滋味深く読みこめると思います。