5歳の娘に読みました。彼女は純粋にお話を楽しんでいました。
思わぬ副産物は小学生の兄たち、こづかいが友だちとの駄菓子に消える兄、こつこつとため込む弟…欲しいもののためにこづかいを使う、足りなかったら努力するちょろりんのがんばりにこづかいの使い方を考えさせられたようです。
「本当に欲しいもののために頑張っているちょろりんってえらいね。」
と言うと、
「お手伝い、頑張って買う。」
「無駄遣いはやめとく。」
と一時的にも考えられて、ちょっとラッキーでした。
自分の力で本当に欲しいものを手に入れたときの嬉しさを感じられるすてきな本です。