2歳10ヶ月の息子に読んでやりました。まだ一人っ子なので、リコちゃんがお兄ちゃんから逃れて、マイハウスを作る意味はわからなさそうですが、リコちゃんのマイハウスのお話。ドアや窓をつくり、インテリアのデザインもして、おもちゃと一緒にマイハウスでケーキを食べるそのときに・・・。
自分だけのスペースを欲しがる気持ちは、兄弟ならまだしも。それをダンボールを使って実現する様子は、男の子なら基地の感覚ですね。でも、時々リコちゃんが箱の中にはいる人形のようなサイズになってしまうのがちょっと息子には稀有に映ったかもしれません。そして、なんとなくうらやましいおにいちゃんが、自分のおもちゃをリコちゃんのおうちに入れた目的がよくわからず・・・。最後の最後で分かりにくい展開というか結末に・・・でした。
それ以外は、自分のスペースを造って遊ぶ本としてはおもしろいと思います。