敵対するきつねとうさぎがゆらゆらゆれる丸太橋の上で
お互いピンチになったら、
しかもお互い力を合わせないといけない状況になったら…
そんなお話です。
シチュエーションが「あらしのよるに」に似てるな
と思って読んでいたら、やはりきむらゆういちさんの
作品だったんですね☆
「あらしのよるに」もよかったのですが、
こちらの方がコンパクトに一冊にまとまっていて
読んでいて読後感がすっきりします。
シンプルイズベスト!
良いものは余計な枝葉がないほうが
いいものです。
次はどんな展開になるんだろうとドキドキワクワクしながら
読めました。
子どもは「きつねさんはやさしいね。
だって『もっといのちをだいじにしろ!』って言ってるもん。」
とちゃんと大切な事は分かっているようでした。
はたこうしろうさんの絵もポップで作品が重くならず
親しみが湧きます。