ねこのくにの人たち・・・ねこなのに「人たち」という表現に少しひっかかりを持ちながら、
読み始めたのですが、そんなことはどうでもよくなるくらい、
あっという間にねずみとねこの世界にひき付けられました。
仮面をつけたねずみが猫の国に上陸して、歌と踊りを教えるというお話ですが、
ねずみとねこの王様のやりとりがとてもステキで、
相手を信じる事の大切さを表現されているように感じました。
人を信じる事がなかなかできないこの世の中で、
子供たちがこの絵本でなにか感じてくれればいいかなと思います。
私は大好きな絵本です。