大切にねかせてきたワインの栓をあけるような心地で、この名作を
やっと読みました。
こどものクリスマスプレゼントとして。
言葉は・・・ぐっと少ないのです。
でも画面いっぱいのセンダックさんの絵が。
闇夜に光る月の明るさが。
マックスとかいじゅうたちの表情が。
たくさんたくさん語るのです。
思った以上にかいじゅうたちが迫力あってびっくり。
ちょっと怖さもあるくらい。
息子は「このかいじゅうだけ足が人間みたい。なんで?」と
聞いてきました。
たしかにそうなんです。なんで??
親に怒られてすねたとき、寂しいとき・・
子供にはこんな逃避行先が必要なんですよね・・と
自分の小さいときも思い出しました。
期待通りの・・いや、期待以上に素敵な一冊でした。
今月は映画にも期待!
すでに前売り券も買っています。
かいじゅうたちが等身大の着ぐるみで表現されているようで、
絵本そっくりです。CGではない手触り感のある映像のよう。
原作と映画で、思い出の絵本になりそうです。