まほうのさんぽみち まほうのさんぽみち
著: ロビン・ショー 訳: せなあいこ  出版社: 評論社 評論社の特集ページがあります!
絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

かいじゅうたちのいるところ」 なつえさんの声

かいじゅうたちのいるところ 作:モーリス・センダック
訳:じんぐう てるお
出版社:冨山房 冨山房の特集ページがあります!
本体価格:\1,400+税
発行日:1975年
ISBN:9784572002150
評価スコア 4.5
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みんなの声 総数 291
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  • だれかさんにそっくり

    • なつえさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子3歳

    すごく人気のある絵本のようですし、いろんな賞もとっているし…と図書館借りてみました。
    でも読む以前から勝手に「これは男の子向けの絵本だ」と考えていて、娘に読み聞かせるつもりはなく(きっとかいじゅうの絵を怖がるし)、自分だけで読むつもりでした。

    自分で読んでみた結果、なぜ人気があるのかわかりませんでした。
    絵が怖いし、母親として、なんというか…嫌な感じを受けました。
    これは読み聞かせせずに返そうと思いました。

    なのに…図書館に返そうと積んであった絵本を、娘が寝る前に引っ張り出してきた!怖がりなくせに!寝る前に怖がってぐずったら嫌だなぁ…と思い、散々止めましたが聞かず、仕方がなく「怖かったら読むのやめるから言ってね」と念押しして読み聞かせしました。

    結果、3度も繰り返して読むことになりました。翌日も翌々日も。
    娘がわからない。何が気に入ったの?

    娘に読み聞かせするうちに、私もこの絵本をちゃんと読むようになりました。
    何度も読みながら、いろいろ考えるようになりました。


    そして気づきました。

    娘は時々、遊びのなかで、自分のぬいぐるみを叱っています。
    叱る内容は、実際に自分が私に叱られた内容そのまま。

    微笑ましいと思うか、嫌な感じを受けるかはその時の私の気分次第。
    「まあまあ、なんでも真似したい年頃だし、叱られた内容をしっかり覚えているのはいいことじゃない?」と笑っていられるときもある。

    でも、母親の皆さん!わかりますよね!
    「おほほ…」と顔で笑っていても、内心は「ぐぬぬ…」(笑)
    たいていイラッとするんです!

    私は無意識のうちに、マックスと自分の娘を重ねてみていたみたい。
    (だから嫌な感じがした…イラッとした)
    一方で娘は、マックスのやりたいことがすごくわかるに違いない。
    (だからお気に入りになった…共感している)

    「この、かいじゅう!」と叱られたマックスは、本物のかいじゅうに会いに行き、えらそうに命令し、罰まで与える。母親である私は「ちょっとマックス、かいじゅうたちは何か悪さしたの?」と聞きたくなる。「叱られていたのはアナタでしょう?」と。

    そんなことはマックス(うちの娘も)おかまいなし。
    「だって、真似っこだし」と言い返してくるにちがいない。
    そして無実の罪で叱られて罰を与えたかいじゅう(うちの娘はぬいぐるみ)をアッサリ片付ける。だって、おなかがすいたから。

    母親である私はイラッとする。
    でも夕ご飯は用意するのだ。プリプリ怒りながら。

    母子の立ち位置が、これほど絵本の印象にズレを与えるなんて!
    名作です。

    投稿日:2016/03/30

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