ロッタちゃんとの出会いは映画。テレビでやっているのをたまたま見て、愛らしいロッタちゃんに一目ぼれ。子供独特の話し方、横わけにした金髪、キュートでどこか懐かしいファッション、そして何よりも、家の子に似ている!!どうでもいいコトでかんしゃくを起こして、キーキー怒っている姿が娘と重なった。ロッタちゃんはミニシアターで結構人気が高かった作品だ。
しばらくして、育児雑誌で絵本の紹介の記事があった。そこで、再びロッタちゃんに出会う。「絵本でも出てるんだぁ〜」家は裕福な家庭ではない。だから意外と値が張る絵本は買ってあげられない。買ってあげられないけど、読んであげたい。そんな我が家の強い見方は図書館。さっそく図書館にGO→なかなか、見つからない。新しい本なのか?貸し出し中なのか?それとも元々置いてないのか?図書館の人に聞いてみる。見つかった。
「あれ?映画とイメージがちょっと違う」これが最初の印象。ロッタも横わけではない。でも一応金髪だ。映画のロッタは小枝のように細い。でも絵本のはデブチンだ。でも、色鮮やかな表紙。中身もすごく色がたくさん使ってあり、絵がとってもきれい。ロッタのファッションもなかなかだ。そして何といってもロッタの話し方。生意気。でも憎めない。絵本を読んでいると5歳の子がこんなに口が達者だろうか?と思う人もいるかもしれない。でも、達者なのだ。4、5歳の女の子というのは、恐ろしく口が達者なのだ。でも、その内容は文法がおかしかったり、トンチンカンな事を言っていたり。本人は真面目でも大人が聞くと笑ってしまう。女の子を持つママだったら、きっとロッタと自分の娘が重なって見えるのではないだろうか。ロッタちゃんを見て微笑む自分に気づき、娘の生意気なところも愛しいと思っているんだと感じるのではないだろうか。