もうなかないよ、クリズラ もうなかないよ、クリズラ
作: ゼバスティアン・ロート 訳: 平野 卿子  出版社: 冨山房 冨山房の特集ページがあります!
読み手の年齢を選ばない子どもから大人まで、それぞれの感性で理解してうけとめる事のできる「みんなの本」です。

ねぼすけスーザのおかいもの」 はっぱおおむじろさんの声

ねぼすけスーザのおかいもの 作・絵:広野 多珂子
出版社:福音館書店 福音館書店の特集ページがあります!
本体価格:\900+税
発行日:1997年02月
ISBN:9784834014136
評価スコア 4.76
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みんなの声 総数 41
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  • 少しほろにがい幸せの味

    私が幼い頃楽しく読んだ本で、
    図書館で見つけ娘にと借りてきました。

    いつもはねぼすけのスーザが今日は早起き。
    羊の世話で稼いだお金を持って市場へ行き、
    さまざまな商品に目移りしながらウィンドーショッピングを楽しんでいる様子ですが、
    実はとある目的の物を探していて……というストーリーです。

    昔読んだ時には思いもよらなかったような
    数々の背景に今になって気づき、しみじみと胸が痛くなりました。
    幼いスーザが一生懸命働いて稼いだ全財産は、
    赤い椅子が買うのに足りないどころか、
    布とペンキを買っただけで無くなってしまうこと。
    誰もが清貧に暮らしている国の話ということはなく、
    街には高価そうな服を着た少女もいるということ。
    スーザの両親の描写のないこと。
    今になってようやく、椅子を見た時のおばさんの驚きと喜びが
    どれほど深いものか理解できた気がしました。

    と、親の私はすっかり満足してしまったのですが、
    2歳の娘の反応は、ある意味興味深いものでした。
    一度読んであげた後、せかすようにもう一度、もう一度と二度もねだり、
    それ以降は「スーザ読もうか」と水をむけても「ヤダ……」と見向きもしないのです。
    せっかく甘いオレンジや、素敵な宝石やピンクの靴が出てくるのに、
    何度読んでも、それが一つも手に入らないなんて……。
    と、悲しくなってしまったのかもしれません。
    この絵本は決して、楽しいばかりのファンタジーではないのだと、
    幼いながらに気付いているのかな? と多少親バカ気味に考えることにしました。

    娘の成長を待って、ぜひもう一度読ませたい本です。

    掲載日:2013/11/17

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