市川里美さんの作品を読みあさっていて、残っていた1冊です。
出来れば季節感のある12月に読みたかったのですが、市川さんが描かれた絵本のチェックリストで、いつまでもこの作品だけ残っているのも悲しいので、ついに読んでしまいました。
文章は角野栄子さんが描かれています。
クリスマスツリーとしての人に認められるかどうかが、もみの木のステータスといったような内容です。
ラストで、年とったもみの木と小さいもみの木が、それぞれ自然のもので着飾れたシーンは、とても素敵でした。
読み聞かせなどで使う場合は、高学年から中学生・高校生くらいがいいと思います。そしてやはり、季節的には12月頃読まれることをお勧めします。