太い線と、明快な色を使って描かれています。
赤ちゃんの見る絵本なので、赤ちゃんの印象に残るように、赤ちゃんが見やすいように、と、あえてわかりやすい絵にしているのだと思います。
この絵本のすごいところは、子どもたちの食いつき具合。
初めて読んだ瞬間から、赤ちゃんの目が釘づけになります。
赤ちゃんが言葉に出しやすい擬音を使っているので、しばらく読み続けると、水道の前で「あー、あー」と言っていて、じゃぁじゃぁって言いたいのかなと思い、「じゃぁじゃぁだね」と言うと、満足したようでにっこり。
赤ちゃんの中で、絵本の中の水道と、現実の水道がつながったんだなと思い、感動しました。