この絵本、暖かい日差しの中でひなたぼっこしているような、なんともほんわかと幸せになれる絵本です。
おさるは、小さな小さな島に住んでいる。
でも、その生活を退屈だともおもしろくないとも思っていなくて、ごくごく普通に幸せに生きているのです。
そういうただただ普通に幸せっていいよねって思う。
そんなおさるが、海はどんなに広いのか確かめに行く。
でも、だからってすごい意気込みもなく、綿密な計画もなく、バナナ3本持って出かけていくのです。
なんともかわいらしく、愛らしく、にくめない。
これ読んでると、普通の毎日、何もない毎日がとっても幸せって気持ちになります。