子どもになら誰でも経験する寝付く前の心境がうまく表現されていておもしろいです。また、このお父さんの対応は見本になると思います。頭ごなしに「もう寝る時間だぞ!」と怒ってしまいがちですが、フランシスの話にきちんと向き合い、付き合ってあげているからです。一緒には寝ないという日本とアメリカの文化の違いこそ感じますが、このお父さんの対応は学ぶべきところはあると思います。現にフランシスはお父さんとの問答を繰り返し、そして自分で気持に整理をつけて寝付きます。このおとうさんのように。子どもの話をまず聞いてあげて、そこから子ども自身が解決していけるようにかかわっていきたいですね。育児の参考になる絵本だと思います。