もうなかないよ、クリズラ もうなかないよ、クリズラ
作: ゼバスティアン・ロート 訳: 平野 卿子  出版社: 冨山房 冨山房の特集ページがあります!
読み手の年齢を選ばない子どもから大人まで、それぞれの感性で理解してうけとめる事のできる「みんなの本」です。

ぶたぶたくんのおかいもの」 solicaさんの声

ぶたぶたくんのおかいもの 作・絵:土方 久功
出版社:福音館書店 福音館書店の特集ページがあります!
本体価格:\900+税
発行日:1985年2月28
ISBN:9784834001402
評価スコア 4.63
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みんなの声 総数 158
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  • 最後のページで2度楽しめる!

    私自身が幼稚園の頃に大好きだった1冊で、娘が2歳ころに購入しましたが、楽しめるようになったのは3、4歳からです。

    絵は可愛らしいというよりは、古めかしい絵ですが、とても惹きつけられてしまいます。

    主人公ぶたぶたくんは、おかあさんにおつかいを頼まれます。「ぱんやさんに、やおやさん、そしておかしやさんですきなものをかってきてもいいわ」と。

    ぱんやのおじさんの言葉づかいも印象的で、「かんしん」「じょうとう」は、大人になった今でも不思議と耳に残っています。
    そして変わった「かおつきぱん」も不気味で印象深いのです。

    やおやのおねえさんは、はやくちおねえさん。娘はここが大好きです。早口で一気に読むとゲラゲラ笑い「もう一回読んで!」と必ず2回読まされます。
    おかしやさんのゆっくりおばあさんも、ゆっくり読んであげます。

    一番のクライマックスは最後、来た道を戻ろうとするぶたぶたくんに「ここまできたら、このままさきへいくほうがずっとちかみちだよ」といわれ、ともだちが途中まで一緒にいってくれるのです。

    ともだちと別れたあと、きゅうにしんぱいになってしまうなか、ぼくのうちとおかあさんがみえてくるところで、娘は心底ホッとした顔をします。

    ひとりでおかいもの、という幼児期にはとても興味のあることが題材で、娘も一緒になって「やおやさんではじゃがいもとトマトだよ!」などと声をあげたり、一緒に不安になったりしながら、最後には達成感を感じられる絵本です。

    そしてお楽しみは最後のページ。ぶたぶたくんが歩いてきた道のりが、地図になって描かれています。
    とってもわかりやすい地図なので、4歳でも十分楽しめます。

    このページにくると必ず「貸して!」と絵本を取り上げて、「ここから出発して、ぱんやさんでかおつきぱんを買って・・・」とひととおり説明してくれます。

    私自身も、子どもの頃はこの地図のページが大好きで、なんだかわくわくしたのを覚えています。

    私が生まれる前に出版された絵本のようですが、今も読み継がれるのには、やはりそれだけの魅力がある絵本だと思います。

    掲載日:2012/09/04

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