こういう状況って、人間の見ていないところで起きているのかもしれませんね。
音のない世界に近い静寂さの中、こんな可愛いドラマが展開されるなんて、人間の耳に届くのは、池の水音だけっていう感じ。
3歳の時に読みましたが、亀も猫も認識できていた年頃ですので、幼いながらかたずを飲んで、事の成り行きをあたかも家の中で窓からそ〜っと眺めているかのように見つめていました。
はじめは、亀が子猫に何をされるのかと心配になりますが、後半の子猫の独り相撲の結果に、理解できているのか笑っていました。
左ページに池の中の亀、右ページに隣の庭から入ってくる子猫。
一見開きの真ん中でストーリーが展開される非常に明解な画面割りだと思います。
今読んでみても、やはり味のある作品でした。