言いたかったのに、「ダメ!」とはっきり言えなかったという経験。
ほとんどの子が、一度は経験あるんじゃないかしら?
プリンを食べられてしまって悔しかった気持ち。
「ダメ!」と言えなかったことはもっと悔しかったというりすくん。
りすくんのすごい所は、
くまくんに、この気持ちを言わなかったら、
くまくんはこの先もずっとりすくんが嫌だった気持ちを知らないままだということに気が付いたこと!
自分より体も声も大きい子に、NO!と言うのって怖いですよね。
でも、頑張ってくまくんに伝えたりすくん。
素直に受け止めてくれたくまくんの優しさも嬉しく思いました。
くまくんも、悪気があってやったことではないんですもんね。
2人の心のモヤモヤが晴れて
一緒にいちごを食べている時の2人の笑顔のまぶしいこと!(^^)
勇気を出して、相手に気持ちを伝えることの大切さが
素直に伝わる一冊だと思いました。