くまくんとりすくん。二匹の関係は友達。
でも、身体の大きいくま君の方がやっぱり強いのは当然。
この絵本を読みだして不思議なところにすぐ気づきました。
関西弁なのです。新鮮でした。いもとさんのイラストに関西弁というイメージがあまりありませんでした。
大事にプリンを食べていたのに、横から取られてしまいます。
その場で、はっきりダメ!って言えたらいいのに・・
こんな光景子どもの世界でもよくありますね。
りすくん、嫌だった気持ちを言いつけるわけでもなく、自分で悪かったところを自己分析しているんです。
明日絶対にくまくんに言おう!と決意しているところが、とても勇気があってかっこいいです。
悪気がないくま君の性格もどこにでもいそうなキャラクターで好感が持てます。
だって、いちごでお詫びをしてくれようとしてくれるんですもの。
美味しそうに並んでいちごをほおばるページ、安心します。
ダメ!って自分の気持ち、簡単に言えそうで難しいです。
でもこんな風に思い切って言えたら、今よりもっと親密な関係になれるのかもしれませんね。