まだまだ寒い日もあるけれど、
どんどん春が近づいているのを実感する今日このごろ。
絵本ナビさんのメルマガで紹介されていた一冊で、
娘と是非読みたいと思い、
他区の図書館から取り寄せて、借りてきました。
表紙を見た娘は、
「うわぁぁー、カワイイ〜」と、ため息。
絵がとっても柔らかくて、それでいて色彩豊かで、
娘が好きそうだと思ったんだな。
物語は、冬から春への移行を描いています。
みのむしや、さなぎに入ったちょうちょが
寒い雪を、冬を越えて、春に姿を変えてうまれかわります。
冬の雪の描写も素敵ですが、
やっぱり主役は春。
冬が本当に寒そうに描かれている分、
春の生命の誕生、暖かさが、とっても印象深いです。
ちょうちょがさなぎから出てくる描写は
「ドレスにきがえて」と表現されていて、
3歳の娘が好きそうな、そしてとってもハートで理解できそうなコトバ。
作者のすえのぶひろこさんの感性に脱帽です。
今この時に、娘とこの絵本を読めてヨカッタ。
絵だけでなく、コトバでも春を楽しめる素敵な一冊です!