息子が借りて来た本です。
「車のいろは空のいろ」というタイトルに覚えはなくても「白いぼうし」、さらに、タクシー運転手、夏みかんの香り、教科書に載っていた作品というと、思い当たる方も出てくるのではないでしょうか。
「白いぼうし」は、私が小学生の頃の教科書に載っていました。夏みかんを見ると反射的にこの作品を思い出します。
ただ、息子は読まなかったので、私と夫が読みました。
児童書ですが、「すずかけ通り三丁目」は、空襲でなくした子どもを思う親心が書かれていて胸にぐっと迫って来るものがありました。
大人の方が切なくなるお話かもしれません。
絵本でも中の作品が一つずつ収録されてますので、息子とはそちらで読んでみたいと思います。
時に切なく時に温かい、松井さんと乗客たちとのやりとりが描かれていて、私にとっては懐かしさを感じる本です。