チェン・ジャンホンさんの作品はお話も絵も素晴らしいです
登場する 漁師のローおじさんの優しさ おばあさんがくれた種はハスの花の種で、 この蓮の花から生まれたリアンという女の子は、魔法使いのよう ハスで触ると 貧乏だったローおじさんの舟が立派な赤い漆塗りの舟になります
立派になっても ローおじさんはみんなに魚を分けて上げ決して欲張りません
これに対して 王様の娘は すごく欲張り 対照的な描き方です
王様もわがまま娘の言うことを聞いて ローおじさんを牢屋に入れ 赤い舟も燃やしてしまうのです
悲しんだのは リアン ローおじさんから 不思議なおばあさんのことを聞いていたのです
リアンは一人おばあさんの住む高い山に行きどうしたらいいか聞くのです
なかなか 賢い子です
そして おばあさんは 「心がまがった欲張りものは、必ず最後に報いを受ける」 ローおじさんを助けに行きなさい
勇気あるリアンはお城へ行きローおじさんを助けるため 魔法のハスで触れると すべて 金に代わるのです
おばあさんの言葉が思い出されます
そして リアンは普通の女の子になれたのです
ローおじさんと幸せに暮らせるのです
人の生き方を問われる お話です
作者は お話を通して教えてくれています