キツネが、ともだちやを始めました。
「ともだちは いりませんか。
ともだち いちじかん ひゃくえん。
ともだち にじかん にひゃくえん」
でも、あんまり上手くいきませんでした。
落ち込みながらも宣伝していると、ぎとぎとする声が呼び止めました。
「おい、キツネ」
声の主は、オオカミでした。
オオカミとの触れ合いで、キツネは自分の考え方を変えます。
本当の友だちとは。
読み終わる頃には、なんとなく分かっています。
これまで繰り返し読んでいた絵本だったので、内容は知っていました。
だから期待しなかったのですが、それでもやっぱり感動してしまいました。
良い絵本というのは、何回読んでも感動するのですね。
家に一冊、いかがでしょうか。