「絵本って本当にいいなあ」と心から思える絵本です。
日々繰り返される私たちの生活。私たち個々の営みは,本当に小さなものだけど,確かにこの広い世界とつながっていることを,この絵本は感じさせてくれます。
絵本では,アメリカの田舎に生きる人たちの日常が描かれています。本当にどの場面も,自然を愛し,家族を愛する優しさに溢れています。そして,その優しさが,「この世界いっぱい」に広がっていく様子が,絵本ならではの迫力で目に飛び込んできます。
子供が生まれて,読み聞かせるために絵本を手に取るようになったのですが,こういう絵本を息子と一緒に読める幸せを感じています。