女優の室井滋さんが自分の名前についてのエピソードを書いたものです。
室井さんのお母さんが想いを込めてつけたんだということが、
絵本から伝わってきて、ほのぼのとしました。
実は私自身も同年代の中では割と少数派の名前なので、
この本のしげちゃんの気持ちがすごくわかります。
誰でも小さいころは一度くらい「なんでこの名前なんだろう・・」と
思ったことがあるに違いありませんから。
親になった今は、お母さんの気持ちにも共感しました。
今となっては、どちらにも共感できて心温まる本です。
長谷川さんの味のある絵が、お話ととてもマッチしてます。