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移動するものたち

移動するものたち(小学館集英社プロダクション)

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魔法のホウキ」 ジュンイチさんの声

魔法のホウキ 作・絵:クリス・ヴァン・オールズバーグ
訳:村上 春樹
出版社:河出書房新社
税込価格:\2,200
発行日:1993年
ISBN:9784309261874
評価スコア 4.81
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みんなの声 総数 20
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  • 素晴らしいファンタジー

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    魔法のホウキが、水を汲んだり掃除したりして働くと言うのはディズニー映画の「ファンタジア」で見たのと同じです。
    「ファンタジア」は、1940年の映画で8つの作品から成立していました。
    その中の一つが「魔法使いの弟子」で、ミッキーマウス演じる魔法使いの弟子が、勝手に魔法のホウキを使い、水汲みをホウキにさせるものの、止め方の呪文が分からず大洪水になるというものでした。
    どこか、ファンタジアに原点があるような作品ですが、趣は全く違いました。

    この作品のホウキは、未亡人のミンナ・ショウと仲良く暮らします。
    でも、隣人達は、悪魔のしわざと決めつけて、ホウキを燃やしてしまうのです。
    最後の大どんでん返しは、読んでのお楽しみですが、いつものオールズバーグの底知れぬ余韻ではなくて、ほっとした気持ちが残りました。

    絵のサイズといい、セピア色の色調といい、計算され尽くした秀逸な作品だと思います。
    壮大なファンタジーという訳ではありませんが、味わいのある作品で、オールズバーグの入門にも良いかも知れません。

    投稿日:2008/03/01

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