もし野菜や果物に命があるなら、
絶対こんな風に泣いたり笑ったりしてるんだろうな、
と思える個性を持った野菜や果物達が登場します。
とにかく表情が生き生きしています。
シーンを設定するために一言のせりふ
があるだけでストリーが無いので、
かえって想像が膨らみ、世界がひろがっていきます。
この絵本を読んでからは、イチゴを食べている時に
とっくり返しひっくり返したり見てから、
「みて、このイチゴ怒ってる」と顔探しをするように
なりました。
八百屋さんでピーマンを片っ端から調べて見たりも
しています。
大人でも楽しめる絵本です。