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もったいないばあさん」 sunu−PEANUTSさんの声

もったいないばあさん 作:真珠 まりこ
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2004年10月
ISBN:9784061323049
評価スコア 4.6
評価ランキング 4,135
みんなの声 総数 181
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  • わたしたちは日々、色々なものを捨てる生活をしている。
    牛乳を飲めば、空いた紙パックを捨てる。
    卵を焼けば、その殻を捨てる。
    わたしたちの生活は、朝から不要になったものがたくさん生まれては消えてゆく。

    もったいないばあさんは、食べ残しをした男の子の元へやって来る。「こんなに残してもったいない」と言って、残したものを食べてしまいます。歯磨き中にお水を出しっぱなししてると、やっぱりやって来る。

    「もったいない、もったいない」

    とうとう男の子は泣き出してしまうのですが、その涙ももったいないって!(笑)

    最初はいつでも現れるばあさんがちょっと怖かった。けれども「もったいない」からは、いろんなアイデアが生まれ、新しいものとの出合いがある。ばあさんは、捨てる前ににもうひと工夫して、まだまだ使えることを教えてくれる。
    泣いていた男の子もいつの間にか、もったいない精神を楽しんでいます。

    「もったいない」って思うことは、「まだ何か使えるかも?」と、考えることなのかもしれないですね。

    この絵本は筆者がお子さんに「もったいないって、どういうイミ?」と聞かれたことから作られた絵本だそうです。

    「もったいないを言う人」=ケチ、物を捨てられない人って、なんとなくイメージしがちだけれども、「もったいない」=「おもしろい」というイメージを子供たちが持つということも大事。本書はそんな一冊になっていると思います。

    投稿日:2019/11/19

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