私は、子供のへそのおを持っていない。
たまたまそういう病院だったのかもしれないが、私の手元に来なかったのだ。
今になって思うと、一生に何度も見るものではないが、お腹の中で私(母)とつながっていた、実物の証拠だったのだから、子供も見せられたら一応は、へえ〜とか思ってくれたのではないかと思うと、あったらよかったなと思う。
この本に出てくるお母さんも、ある日何気なく子供に見せていて、そこからへその話がどんどん広がっていく。
当たり前にあるのもだが、たまにはこうやってああでもない、こうでもないと話すのは良いものだなあと思った。