大好きな中川さんの新作!早速、手にしてみました。
まず目をひいたのは、石井聖岳さんのイラストでした。主人公のお母さんの顔が、一昔前の「魔法使い○リー」に出て来た親友のよっちゃんにそっくり。(ただ似ているだけですけど)
お母さんは大きなお腹をしていて、もうすぐ第二子が産まれるのかな?小学校低学年くらいの「ぼく」に、小さな桐で出来た箱を見せます。
その中には、貝を干したようなへその緒が入っていました。
お母さんからへその緒の役割を聞き、「ぼく」は、へその緒について想像してみます。
お父さんのもまだとってあるか聞くと、お父さんのへその緒はねずみに食べられちゃったんだって。
なんか、昔だったらそういうこともアリかも〜って、思いませんか?
翌日、学校へいった「ぼく」は、英語の先生にアメリカでは、へその緒を大切にとっておくか聞いてみます。アメリカにはそういう風習はないんですって。ちなみにおへそのことを英語では「ネーブル」って、いうんですって、勉強になりました。
とても面白かったです。
そして、この絵本を読んだ後、我が家の子供達が自分達のへその緒を見たがったのは、いうまでもありません。
もちろん、ちゃんと見せてあげました。