ちょっと面白い絵本を見つけました!
パッと見はマイナーな感じもしますが、中身は濃くて面白いです。
で、はっきりはどこにも書いてありませんが、ちょっとネットで調べてみたら、この絵本はやはり作者本人の自伝的な内容になっているようです。
この絵本の中の「ぼく」が、おじいさんの仕事場で一人前の仕事をしている姿が、とても輝いて見えました。
特に絵の勉強をしている人、もしくはモノづくり系の仕事で身を立てたいと思っている人には、ぜひ一度読んでもらいたい作品です。
アーサー・カイサートの作品を読むのは初めてでしたが、とても興味を惹かれましたので、機会がったら、また探してきたいと思っています。
また、この絵本を翻訳された久美沙織さんは、ジュニア小説からエッセイ、SFと、多岐にわたる作品を書かれている作家さんで(名前は知っているけどまだ読んだことはありません)、
こういう翻訳のお仕事までされているんだぁと、驚きました。
残念ながら、久美さんの作品は微妙にうちの子の趣味じゃなさそうなので、手に取るかどうかは微妙ですが、
1冊の作品を通して、いろいろな視野が広がるって、なんだかとってもワクワクしませんか?