大好きな松成真理子さんの作品、楽しみに読みました。
じんわり心に残るお話でした。
桜満開の表紙にはじいじとおれの嬉しそうな顔。
じいじは自然の名人。何でも知っている。
おれはそんなじいじが大好きで尊敬している。
ちょっぴり得意げな気持ちにさえなる。
山にはじいじが植えて育てた植えたたくさんの桜の木。
おれにとって、
じいじとの山の体験がどんなに素晴らしかったことか。
じいじのさくら山は、じいじそのもの。
人はいつか亡くなるけれど、じいじはおれにさくら山と
たくさんの思い出を残してくれたんだね。
じいじのおれへの愛情溢れる気持ちがたくさん詰まった絵本でした。
桜の季節になるとじいじのことを思い出すおれは幸せだなぁ。
春になったら是非読みたい一冊です。