いつも我慢ばかりさせてしまっている上の子に読んであげようと思って
この本を選びました。
話の内容を大体知っているつもりでいたのですが、読んでいるうちに
涙があふれてしまって読み進められなくなってしまいました。
そんな私を見て上の子は「おかあさん、何で泣いてるの?」と
不思議そうに言いました。
私はこの「なっちゃん」と上の子の気持ちを重ねて思わず不憫に思えて
泣いてしまったのですが、
子供自身は自分のことを「かわいそう」だとは思っていないんですよね。
下の子が生まれて我慢することも増えましたが、兄妹がいるからこそ
経験できる大切なこともあるし、何より上の子本人がいろんなことを
経験しながら成長しているのだと思えるようになりました。
でもやっぱり親としてはそんな上の子の一生懸命な努力をちゃんと
わかっていてあげたいなと思いました。