よるくま クリスマスのまえのよる」 ビッケビッケさんの声

よるくま クリスマスのまえのよる 作:酒井 駒子
出版社:白泉社 白泉社の特集ページがあります!
税込価格:\1,210
発行日:2000年10月
ISBN:9784592760894
評価スコア 4.69
評価ランキング 2,004
みんなの声 総数 146
  • この絵本のレビューを書く
  • クリスマスも過ぎたのに

    私自身が酒井駒子さんのファンです。「よるくま」もそうですが、読んでいるうちに泣いてしまいます。子供の、あまりにももろい感情、人やものを純粋に信じる気持ちを、酒井さんはどうしてこんなに絵や文章にできるのだろうと思ってしまいます。

    後半の独特の空間の広がりは、大人側から考えると、ちょっと子供には難しいと感じるかもしれません。でも、それは大人側の勝手な解釈に過ぎないと思います。子供はそれぞれ、その子なりの解釈をするようです。私は、おかあさんが子供に「ベッドにもどっておいで」というシーンが好きなので、しばらくだまってそのページを開いていると、うちの子は決まって「見て、天使だよ」とささやきます。

    冒頭の「悪い子にはサンタさんこないのかな?」というところ、うちの子は必ず「来るよ!」と言います。私がこの本を大好きなのを知っているので、クリスマスもとうに過ぎたのに、お母さんが大好きだからと、夜寝る前の絵本の1冊に持ってきてくれます。

    読み終えるたび、ひしひしと子供への愛情をかみしめる1冊です。

    投稿日:2006/02/24

    参考になりました
    感謝
    2

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

さらに「よるくま クリスマスのまえのよる」のみんなの声を見る

「よるくま クリスマスのまえのよる」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / おつきさまこんばんは / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / ねないこ だれだ / がたん ごとん がたん ごとん / じゃあじゃあびりびり / よるくま

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ

  • 涙の箱
    涙の箱
    出版社:評論社 評論社の特集ページがあります!
    ノーベル文学賞作家ハン・ガンが描く童話
  • ゆき
    ゆきの試し読みができます!
    ゆき
    出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
    雪がふった!なにしてあそぼう?三浦太郎の手描きの絵本


年齢別で絵本を探す いくつのえほん

全ページためしよみ
年齢別絵本セット