3歳3ヶ月の息子に図書館で借りました。
宮沢賢治の童話に、松成真理子さんがイラストを描いたもの。
イラストがとても明るくて、あっけらかんとしていて、
ストーリーをよりいっそうポップに楽しいものにしてくれています。
私の好みです。
ストーリーも、宮沢賢治にしては、ちょっと可笑しくて楽しく、
実にあっけらかんとしたものです。
2匹の蛙が仕返しをする意地悪さも、なんだか単純でいいです。
この中の「雲見」というものが、私もしてみたいと思いました。
人間が花見や月見をするように、
蛙が雲を見るという設定です。
夜が明ける時も、昼間も、夕方までも雲を見ているような生活を
一寸送ってみたい。
朝日や夕日などの太陽の光線が、さまざまな色になって雲に反射するさまをぼーっと眺めてみたい。
息子も蛙に興味を持ちながら読んでいましたが、
結婚、とか、お嫁さんとかの意味が今イチわからなかったようです。