アリたちの前に突然落ちてきた、白い巨大な物体。
それは伝説の「あんまん」なるもので、その日から「あんまん」を
巣に運ぶための、アリたちの命懸けのプロジェクトがはじまる。
ストーリーは至って単純なのですが、少年マンガの王道バトルを連想させる熱いストーリー展開と、よしなが先生のキモくて力強い絵がたまらない!
インパクトのあり過ぎる表紙に、最初はドン引きしていても
不思議なくらい絵本に引き込まれてしまいます。
小学校高学年で、ぜひ読み聞かせしてみたいと思います。
実際のアリの世界では、エサを巣に運ぶのはメスだけらしいのですが、
この強烈なストーリーを繰り広げるためにあえて、オスのアリを
登場させたそうです。
マンガ好きの人なら、子どもも大人も絶対はまってしまうでしょうね。