幼稚園で未就園児さんの集いがあり、7月ということで読んでみました。はと時計が告げるおやすみの時間・・・ママくまさんのゆったりとした呼びかけ・・・。間違っても「はやく、ねなさいっ!」なんて怒鳴ったりしません。誘い・・・という心地よさを、この本から与えられたのは私達親子だけではないでしょう。この本は、うちの子が2歳の1992年に出会いましたが、その後読み聞かせをはじめてからは、毎年「七夕・天の川」の季節にはどこかで紹介しています。そして、そのたびに、クマタくんとママくまさんのふんわかした言葉のやりとりを楽しみ、うっとりと絵本を見つめて、いかにもねむそうに、温かな抱っこの場所を求めるような子ども達の表情をみつめてきました。ぜひ、みなさんのお手元に届いてほしいですね・・・。