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作: 風木 一人 絵: たかしま てつを  出版社: KADOKAWA KADOKAWAの特集ページがあります!
ママたちの声から生まれたコミュニケーション絵本。

ゆうれいのまち」 渡辺諦さんの声

ゆうれいのまち 作:恒川 光太郎
絵:大畑 いくの
編:東 雅夫
出版社:岩崎書店 岩崎書店の特集ページがあります!
本体価格:\1,500+税
発行日:2012年02月29日
ISBN:9784265079544
評価スコア 4.07
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みんなの声 総数 14
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  • 行ったきり…戻ってこない子ども

    • 渡辺諦さん
    • 30代
    • その他の方
    • 東京都

    【内容】
    夜中に友達が、幽霊の町に行こうと誘いに来た。僕は、パジャマのまま友達と一緒に出掛け、丘の向こうに広がる幽霊の町に行った。二人は幽霊の町の住人に見つかり、追いかけられる。逃げ遅れた僕は、幽霊につかまり、幽霊たちと一緒にこの町で暮らす事になったが…
    ダイナミックでスピード感あふれる絵で、ぐんぐん異空間に引き込まれる怪談絵本。

    【感想】
    この世と異空間との境目が極めてあいまい。ちょっとしたきっかけですぐに「あちらの世界」に入り込み、しかも出られない。子ども向けのファンタジーだから、最後は現実世界に戻れるのだろうと思って読んでいたが、全く戻ってこなかった。異空間でそのまま年をとって、元の世界からどんどん離れて行ってしまう。
    これは、普通に起こる事だと思って、怖くなった。
    例えば、子どもの頃に一緒に遊んだ友達が、いつの間にか変な道を歩んでいて、いわゆる「普通の生活」には戻ってこられなくなっている。自分もそうだが、社会的にドロップアウトしたり、精神を病んでしまったり、妙なグループに参加してどっぷりその世界にはまり込んだり…生きているといろんな「異空間」が存在して、ちょっとしたきっかけで「あちらの世界」にはまってしまう。戻ってこられる場合もあれば、そうでない場合もある。本人がそれで幸せならいいのだが、傍から見ているとあまり良くないように見える場合も多々ある。
    キッカケは、この絵本にあるように、ちょっとしたこと。特別な手続きや、大変な経験は必要ない。この絵本みたいに、夜中に妙な場所に遊びに行こうという友達がいたりして。だいたい、そんな変な友達と付き合っているとろくなことがない。付き合う人は慎重に選んだ方が無難だ。案外、「友達」と見せかけて、実は異界の住人が連れ去りに来ているのかもしれない。
    人生が大きく狂っていく様子が想像できて、怖い絵本だ。どちらかというと大人向けの恐怖、かな。

    投稿日:2018/05/09

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