こどもに、というよりは本の表紙に一目ぼれでした。
なんだか良質の匂い、とでも言うようなものを感じて思わず衝動買い。
分類で言うと化学絵本系の本です。
図鑑絵本よりもおおらかな感じ。
佐野さんの京都弁が聞こえてくるような語り口調で「春」「夏」「秋」「冬」それぞれの桜の様子と「桜を守る」姿が捉えられています。
絵本としては長く、小4の息子は自力で読むのを半分でとめてしまいました。そのあとを読んでやって終わったという感じですので、時間にゆとりのあるときに手渡してあげたい本だと思いました。
冬のあと、「花が笑う」その説明のあと、みひらきの水色の空に咲く、なんとも言えない満開の桜色にこころを奪われました。
高学年以上向きかもしれません。