読んでいて、泣きたいんだか泣きたくないんだか
よくわからない気持ちでした。
だって、おかあちゃんがあんまりにも一生懸命で
あんまりにもずれているのだもの。
一生懸命ってからまわりしちゃうこと、あるんですよね。
でも、たくましくていいな。
大阪のおかあちゃんって感じがしました。
ほんとに、おとうちゃん以外のものだったら、なんでも
ミシンで作ってくれそうな気がしました(「ぼく」が欲しいと
思えないものだろうけれど。笑)。
一緒に読んでいた娘は「ぼく」の「おとうちゃん」が
しんじゃっていないのは知っていましたので、おかあちゃんが
変なものを作っても、笑わずに、ちょっと神妙な面持ちで
聴いていました。