世界で一番の贈りもの」 渡辺諦さんの声

世界で一番の贈りもの 作:マイケル・モーパーゴ
絵:マイケル・フォアマン
訳:佐藤 見果夢
出版社:評論社 評論社の特集ページがあります!
本体価格:\1,100+税
発行日:2005年11月
ISBN:9784566050709
評価スコア 4.67
評価ランキング 2,221
みんなの声 総数 8
  • この絵本のレビューを書く
  • 1914年、戦場の最前線でクリスマス休戦となった実話に基づく物語です。
    古道具屋で机を買った主人公が見つけたのは、第二次世界大戦中に戦場にいた夫から妻に送った手紙でした。
    手紙の中には、クリスマスにイギリス軍とドイツ軍が自主的に戦争を休んで、温かい交流をしたことがかかれていました。
    その手紙を、主人公は手紙の持ち主に返しに行くのですが…

    戦争という愚かな行為の中、たった一日だけ、両軍の兵士たちが正気に戻ったように、私には感じられました。
    戦争をテーマにした話は、悲惨だったり、悲しかったり、怒りに満ちたものだったりして、いろいろな形の人間の愚かさが表現されているものが多いと思います。
    しかし、この作品は、戦争中に、いかに普通の人々が平和を願っていたかがわかります。兵隊の多くは、普通の人で、それぞれに家族があり、仕事があり、普通の生活がありました。両軍とも、個人的には何の恨みもなかった様子が伝わってきます。

    私の一番好きなセリフはこれです。
    「この戦争を終わらせる方法が解ったよ。サッカーの試合で、勝負を決めればいい。サッカーなら、だれも死なずにすむ。親を失う子もない。夫を失う妻もない」

    小さな絵本ですが、書かれていることの内容は、非常に深く、心にしみます。
    美しい絵が、夢のように奇跡の物語を紡ぎだしてくれます。
    このような形で、戦争は二度としてはならないと、メッセージを送ってくれる本は貴重です。
    人間の良心がもっと表現されて、世界が平和になって欲しいと思わずにいられません。まだ、世界には戦争があります。どうか、未来には戦争がないように!

    投稿日:2017/03/01

    参考になりました
    感謝
    0

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

さらに「世界で一番の贈りもの」のみんなの声を見る

「世界で一番の贈りもの」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

きんぎょがにげた / しろくまちゃんのほっとけーき / いないいないばあ / おおきなかぶ / もこ もこもこ / がたん ごとん がたん ごとん / はらぺこあおむし / おつきさまこんばんは / くだもの / はじめてのおつかい

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ

  • おおかみのはなし
    おおかみのはなしの試し読みができます!
    おおかみのはなし
     出版社:瑞雲舎 瑞雲舎の特集ページがあります!
    ことば遊び絵本『はやくちこぶた』の三びきのこぶたとおおかみが繰り広げる楽しいお話
  • なまえのないねこ
    なまえのないねこの試し読みができます!
    なまえのないねこ
     出版社:小峰書店 小峰書店の特集ページがあります!
    ぼくは ねこ。なまえのない ねこ。ひとりぼっちの猫が最後にみつけた「ほんとうに欲しかったもの」とは…


ウソばかりつく悪い子の所には、じごくわらしが来るかも!

みんなの声(8人)

絵本の評価(4.67)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット