新刊
きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

だれもしらない バクさんのよる」 ひだまり☆ははさんの声

だれもしらない バクさんのよる 作・絵:まつざわ ありさ
出版社:絵本塾出版
税込価格:\1,430
発行日:2012年09月04日
ISBN:9784904716991
評価スコア 4.64
評価ランキング 3,223
みんなの声 総数 35
「だれもしらない バクさんのよる」は現在購入できません
  • この絵本のレビューを書く
  • 不思議な動物、バクのお仕事

    「バクってなあに?」
    「怖い夢を食べてくれる動物だよ」
    「えーっ、どんなふうに??」
    子供からそう聞かれて返答に困ってしまったこと、ありませんか?――私はあります(笑)
    バクが怖い夢を食べてくれると言われているのは一般的なお話。でもよくよく考えてみると、どうやって食べるんだろう?
    大人でも答えられる人は限られているのではないでしょうか。
    そんな疑問を解決してくれるのが、この絵本『だれもしらないバクさんのよる』なのです。

    みんなが寝静まった頃に起きて、出かける準備を始めるバクさん。
    バクさんのことを知る人は誰もいないけど、彼には大切なお仕事がありました。
    怖い夢を食べるお仕事です。
    今夜も壁にかかった『こわいゆめほうちき』のベルが鳴って、怖い夢を見ている動物を教えてくれます。
    さあ、バクさんのお仕事の始まりです。

    どちらかというとダークな色合いなのですが、書かれている内容やキャラクターが愛らしいのでほんわかさせてくれます。
    特に怖い夢を一番に見た時のバクさんの涙目は必見です☆
    こんなに頑張ってお仕事をしているのに、バクさんの存在がみんなに知られていないのは、ちょっと残念な気もしました。

    娘はブロッコリーの粒々のひとつひとつまで細かく書き込まれているのを見て、驚いたようです。
    絵の細かさからも、作者さんの作品にかける思いが伝わってくるお話でした。

    「バクってなあに?」とお子さんに聞かれた時には、ぜひ読んであげてください。

    投稿日:2012/12/02

    参考になりました
    感謝
    0

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

さらに「だれもしらない バクさんのよる」のみんなの声を見る

「だれもしらない バクさんのよる」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

きんぎょがにげた / しろくまちゃんのほっとけーき / はらぺこあおむし / もこ もこもこ / いないいないばあ / がたん ごとん がたん ごとん / ぐりとぐら / はじめてのおつかい / くだもの / おおきなかぶ ロシアの昔話

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



絵本ナビ編集長『はじめての絵本 赤ちゃんから大人まで』2月24日発売!

全ページためしよみ
年齢別絵本セット