フィンランドで人気の絵本作家さんの作品だそうです。
私はこの方の絵本は初めてでしたが、北の雪と氷の世界がとても優しく描かれている作品だなぁと、思いました。
この主人公のサリはスキーでどれだけ移動したのでしょう?
結構すごい距離のような気がします。
うちの子だったら、ひとりでこんなには移動できそうにないぞ〜。
それとも、スキーが交通手段の一つ(?)のような地域では、子どもがこのくらい出来るのは当たり前なのでしょうか?
文は詩的なリズムがあるので、声に出して読むと響きがよさそうです。
ただ、本は大きめ(重い)ですし文章も長めなので、学校などの読み聞かせで使うのは少々難しそうです。
北欧の国に興味のあるお子さんなどには特にお薦めです。
作品中にモミの木も登場するので、クリスマスごろの冬にするといっそうその世界の雰囲気を感じることができそうです。