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移動するものたち

移動するものたち(小学館集英社プロダクション)

谷川俊太郎さん推薦! 黒い夜の森を捨て、旅に出る動物たち……移民の旅の現実を描くサイレント絵本

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うちは精肉店」 lazy_planetさんの声

うちは精肉店 文・写真:本橋成一
出版社:農山漁村文化協会(農文協)
税込価格:\2,200
発行日:2013年03月
ISBN:9784540122224
評価スコア 4.6
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みんなの声 総数 9
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  • 映画「ある精肉店のはなし」でも紹介される、大阪貝塚市にある
    精肉店の屠畜場の写真絵本。

    牛の解体される様子が、白黒の写真とともに紹介されます。

    私たちがふだん、スーパーで並んだお肉を見ても、意識しない「いのち」
    をいただくということを教えてくれる一冊です。

    巻末で語られることは、主に大人向けのものとなりますが、
    「いのちをいただくという一瞬をはさんで、牛は生きものから食べものになるんです」という言葉には、私たちがふだん目にすることがなくなった瞬間を示しています。

    生きものから食べものに変わる。その瞬間があり、それが行われる場所があり、
    さまざまな過程を経て、私たちのもとに食べものが届く。
    この本を読むと、そうしたことを知ることができます。

    そこから、考えるべき教訓などは、さまざまで、
    子どもにも大人にも難しく、十分な時間と深い思慮が必要だと思います。

    でも、まずは「いのちをいただく」ということに対する想像力が得られると思います。
    そうして、日常のものの見方が少し変わり、食べものに対して
    本当に「いただきます」と思えるようになれば、いいなと思います。

    投稿日:2014/10/31

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