ニヤリ、と笑ってしまうポイントがいっぱいの作品。
どうして侍の名前が、ひらた・おでん?
どうしてお供が、カブトムシ(しかもでかい)?
どうしておばけを怖がらない?
かさおばけの子が「おばけを馬鹿にするなー!」と言うところは、可愛くてニヤリです。
なにはさておき、ひらた・おでんが酔いどれ侍を懲らしめる方法が痛快です。
血は流させないけど、きっと酔うどれ侍にとってはすごいダメージだったに違いない・・・。
読んだ後は、ちょっと心があったかな気分になります。
それにしても、今まで読んだ絵本にはなかった、不思議な気分は何?