宮沢賢治の絵本 貝の火 宮沢賢治の絵本 貝の火
作: 宮沢 賢治 絵: おくはら ゆめ  出版社: 三起商行(ミキハウス) 三起商行(ミキハウス)の特集ページがあります!
親子のひばりは、沢山おじきをして申しました。 「これは貝の火という宝珠でございます。 王さまのお伝言ではあなた様のお手入れ次第で、この珠はどんなにでも立派になる

やさいのおしゃべり」 てんちゃん文庫さんの声

やさいのおしゃべり 作:泉なほ
絵:いもと ようこ
出版社:金の星社 金の星社の特集ページがあります!
本体価格:\1,200+税
発行日:2005年05月
ISBN:9784323013664
評価スコア 4.4
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みんなの声 総数 74
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  • 誰のための絵本?

    出版されて間もない頃、読んだのですが、最近、「幼稚園・保育園の先生方おすすめ」という内容の帯が付いて書店に平積みにしてあるのを見て、改めて読み直してみました。

    やはり、最初に読んだときからずっと抱えていた違和感たっぷりの内容でした。
    まず、「主人公」が誰だか分かりません。
    いや、主人公は一人称で物語を進めていくキュウリくんなのでしょうが、そうではなく、この物語を読者である子どもたちと同じ視点で進んでいく登場人物は一体誰なのか?ということです。
    野菜を無計画に買ったお母さん?いや、それでは子どもたちが共感しづらいから、やはりここはその娘であるれいちゃんなのでしょう。
    では、捨てられそうな野菜たちとれいちゃんとの関係性は?
    野菜たちが忘れ去られ、干からびて捨てられる運命に向かうのは、れいちゃんとの直接的な関わりによってではありません。直接関わりを持つのはお母さんの方です。れいちゃんは主人公の属するキュウリという野菜が嫌いというだけ。

    ですから、この物語を読者と同じ視点で進んでいくのは、実はお母さんなのではないでしょうか?
    子どもに読み語っているお母さん方の中から「耳が痛い」などの感想が聞かれるのも、この絵本の主人公が実は構成上、お母さんである証拠だと思います。

    お母さんのだらしない行為の責任を、なぜれいちゃんが取らなければならないのか、私には分かりません。
    この絵本を読んで、心から、子どもが野菜を残さないで食べるようにしよう、食べ物は粗末にしないようにしようと思えるでしょうか?

    この絵本はただ、無計画に野菜を買い、物に対する扱いも乱暴なお母さんの話であり、野菜たちの悲痛な嘆きを延々と見せられるだけの話であり…
    そもそも絵本を使って子どもをしつけようとする内容のものは好きではありませんが、この本は自らうたっている食育の本ですらないと思います。

    投稿日:2019/09/24

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