ちっちゃなねずみくんが、住むまちを出て、一人で森をめざします。
こわいところだと思っているところへ、あえてそれを確かめに行くという、ねずみくんの勇気におどろきました。そして、いざ森を目前にしたときの、ねずみくんと森の対比に、森の偉大さを感じずにはいられませんでした。
自分で、何かやりとげることで、達成感を感じ、心も体も成長していくんですね。頭ではわかっていても、これを子どもに体験させるには、親としても勇気がいります。
子どもが自分から「やりたい」と思ったとき、背中を押してあげられる親になりたいなと、この本を読んで思いました。