どんくまさん、友達が欲しかったんですね。
風の音にも耳を澄ませ、誰かがやって来るのを
ずっと待っていたんですね。
でも誰も来てくれないから、山を降りて町に友達を探しに行ったんですよね。
町にはどんくまさんが見たことない物ばかり。
信号待ちの車をつっかえてるかと押してあげ、
幼稚園の椅子をベッドにしては壊してしまい、
道路工事を手伝えば水道管に穴が開く…
いやはや、いい人(くま)なんだけど、間が抜けてる。
やることなす事迷惑をかけるのに、なんだか憎めない。
あ〜なんだか身近のあの人に似てる(笑)。
ホンワカした柿本さんの絵が、どんくまさんの特徴を更に引き立てます。
こんな人いるよね。不器用で笑っちゃうけど、私は好きですよ。