子供達よりも私の方が
「私も同じ気持ち〜」と思った作品です。
「ただいま〜」と学校から帰って来ても、
おかあさんが アレコレと用事を言って来ます。
子供だって 案外忙しい。
やることいっぱい。やりたいこといっぱい。
めんどくさいこといっぱい。
だから、「ぼくがいっぱいいたらいいのに」なんて
思っちゃった 主人公の僕でしたが・・・。
小さい頃にアニメで観た「コピーロボット」を、
とても羨ましく思ったけど、大人になったら
更に切実に欲しくなる場面が多々ありましたねぇ・・。
このお話には ぼくの分身が数え切れないほど出てきて
最後には収集がつかなくなります。
子供達と
「分身も3人位がちょうどいいんじゃないかなぁ・・」
なんて 真面目だけど不毛な感想をいいあいました。
オチは単純だけど、小さな子にも分かりやすくて良いと思います。