もしも絵本に心があったら・・。
1冊の絵本が本屋さんに並べられ、お客さんを待つ様子から
男の子の手もとに届くまでの気持ちがつづられています。
絵本そのものが主人公なんてとても面白い発想だなと思いました。
「ぼくを買って〜!」とアピールしたり、
買い手がなかなか現れず、「ぼくってつまらないのかな?」と
落ち込んだり。
いろんな経験を経て本当に大切にしてくれる男の子の家に
いったときのうれしそうな顔!
我が家の絵本たちも「ここに来てよかった!」と思ってもらいたいです。
思わず笑ってしまうところがありながら、心がポカポカしてくる作品でした。